マジョラム

学名:Origanum majorana

英名:sweet marjoram, knotted marjoram

別名・和名:マジョラム、マージョラム、マヨラナ、ノッテッド・マジョラム

原産地:キプロス、トルコ

分類:シソ科 / ハナハッカ属

マージョラム にはビタミンA、B1、B2、B3、B6、葉酸、C、E、K、 またカルシウム、鉄分、マグネシウム、マンガン、ポタシアム、リン、亜鉛などのミネラルや食物繊維もとても豊富に含まれています。

マージョラムは抗酸化物質を多く含むハーブで、香りも外観もオレガノに似ています。

マージョラムには抗酸化成分であるカルバクロール、カロテノイド類のβカロテンなどが含まれています。

スイートマジョラムは、オレガノOriganum vulgare)と同じ仲間(Origanum属)のハーブです。細かい綿毛が生えた灰緑色の葉には、繊細な風味とタイムをやや甘くしたような香りがあります。食品から香水まで幅広く用いられる芳香は、20世紀初頭までバラ、ラベンダー、ローズマリーに次いで尊ばれていました。

花序がこぶ状なので、ノッテッド(結び目のある)・マジョラムとも呼ばれます。初夏から夏の初めに咲く白い花は小さくて目立ちませんが、丸くころころとした花序が茎にたくさんついている姿はかわいらしいものです。

料理用ハーブとして有名で、イギリスやフランス由来の料理ではオレガノよりも好まれ、イタリア料理でもよく使うハーブの一つです。乾燥させると香りがややスパイシーに変化するため、一度は自分で育てたフレッシュな葉を使ってみることをおすすめします。デリケートな香りですから、長時間加熱する料理では調理の仕上げに加えます。たくさん収穫したときには、乾燥させた小枝を漬け込んで香りのよいハーブビネガーやハーブオイルにしたり、生の葉を刻んでバターに練り込んでハーブバターをつくって冷凍したりして、保存することもできます。通常量の食用は安全と考えられています。

ヨーロッパでは古くから民間薬として使われ、内用で気管支の症状や緊張性頭痛、消化不良などに、外用で筋肉痛や関節痛に使われます。ただし、危険性が示唆されているため、妊娠中の女性や子どもが過剰に摂取することは避けます。

開花期の地上部を水蒸気蒸留して得られる精油は、鎮静作用があるとしてアロマテラピーで使用されます。主に、オイルマッサージや芳香浴でストレスによる症状や不眠などに役立てられます。

効能

  • 殺菌作用
  • アンチエイジング(老化予防)
  • 鎮痛作用
  • 免疫力の改善
  • がん予防
  • 心筋梗塞予防
  • 心血管疾患予防
  • 動脈硬化予防
  • 高血圧予防
  • 消化促進作用

ギリシャやローマの文化ではマージョラムは富と幸福の象徴で、花輪を作るのなどに使われたそうです。